ハカン・シュキュル

国籍:トルコ

日韓ワールドカップでトルコ代表のエースストライカーを務め、日本代表とも対戦。歴史的な3位入賞に大きく貢献したハカン・シュキュルは、国際Aマッチ112試合51ゴール、そしてガラタサライの歴代得点王でもある。

2011年に正義発展党から立候補し、総選挙で当選。国会議員となったものの、のちにギュレン運動(トルコ政府によってテロ組織とみなされている)とのつながりがあるとして批判され離党。2016年にはSNSでエルドアン大統領を侮辱したとしてアメリカへと逃亡している。

カハ・カラーゼ

国籍:ジョージア

かつてはグルジアと呼ばれていた国ジョージア。その歴史で最も優れた選手といえば、カハ・カラーゼを除いて他にはいない。代表で83キャップを獲得したディフェンダーで、9年半ものシーズンをミランで戦った。

2012年に引退したあとはすぐに政治家となり、10月には国会議員に。さらに副首相兼エネルギー担当大臣に任命されたが、ビジネス上の関係もあったことから批判も受けた。2017年に首都トビリシの市長に就任している。

ジャンニ・リヴェラ

国籍:イタリア

1968年にイタリア代表で欧州選手権を制覇。「ゴールデンボーイ」とも呼ばれ、4回のワールドカップに出場したサッカー史上屈指のパサーであり、1969年のバロンドールに受賞している。アンドレア・ピルロは若い頃「リヴェラ2世」と評されていた。

引退したあとはミランの副会長を務めていたが、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏がオーナーとなったことで退任。1986年に政治家に転身し、イタリア下院議員や欧州議会議員を務めた。