小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン)
日本代表経験なし
パリ五輪でビッグセーブを連発し、“国防ブライアン”として人気者になった小久保玲央ブライアン。
その安定感は出色しており、五輪後最初のメンバー発表となる今回初招集が期待されたが、GKから選ばれたのは大迫敬介、谷晃生、鈴木彩艶の3人だった。
枠を争う鈴木彩艶が移籍先のパルマで活躍していることもあるが、小久保は前所属のベンフィカでトップ出場がなかったため経験が不足しているという扱いなのだろう。
渡辺剛(ヘント)
日本代表:3試合0得点
コルトライク時代にリーグ最高クラスのスタッツを残した渡辺剛。ステップアップしたヘントでも守備の要として活躍し、昨年には約4年ぶりに日本代表へ復帰した。
ヘントの指揮官に「行ってほしくない」と言われる中でアジアカップにも出場したが、本大会では途中出場8分のみ。以降3月には呼ばれたものの、6月に続いて呼ばれなかった。
今回の日本代表には19歳の高井幸大が初招集されている。代表復帰のためにはより強烈なアピールが必要になってきそうだ。
常本佳吾(セルヴェット)
日本代表経験なし
元鹿島アントラーズ指揮官レネ・ヴァイラー監督のもとスイスで活躍を続けるイケメンDF。
ヨーロッパ初年度となった昨季は優勝争いをするセルヴェットで不動の右サイドバックとして活躍し、先日行われたカンファレンスリーグの予選プレーオフではチェルシー相手に勝利を収めた(チームは敗退)。
大学時代の三笘薫が「最も苦手な相手」として常本を挙げたことは有名。ただ日本代表の右サイドバックは激戦区であり、未だ招集された経験はない。
なお、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン)、橋岡大樹(ルートン)、川村拓夢(ザルツブルク)は怪我でメンバーから外れている。