森保監督「プレーは常に見ている」
性加害疑惑により書類送検されてから代表活動から遠ざかっていた伊東。その間は日本代表指揮官とコミュニケーションを取り続けていた。復帰を信じる森保監督は伊東にメッセージを送っていた。
――森保さんとコミュニケーションを取っていく中で、支えになったり、記憶に残っている言葉はありますか。
毎回普通に「今回は守るために入らない」という連絡はくれてました。そういうので自分も納得していました。特に問題なく過ごせてたかなと思います。
――アジアカップを途中で離脱しなきゃいけなくなってしまったときはどういう心境でしたか。
あのときは悔しい思いがありました。チームとして戦っているのでしょうがないかなと。納得して離脱したという感じですね。
――その後からコミュニケーションは取れていましたか。
そうですね。3月、6月のときもコミュニケーションは取れていました。
――どんな言葉ですか。
「プレーは常に見ている」と言っていました。どんな言葉だったのか覚えていないです(笑)。深刻な感じではなかったです。「元気?」みたいな感じから始まって。
――(代表に復帰できて)ホッとしましたか。
ホッとしたはしましたね。こういう区切りが付かないとなるといろいろ難しい部分もあると思う。そこは自分も納得して少し離れた部分もありました。でもいまは最終予選なので、まずはチームのために貢献するしかいまは頭にない感じです。
――中国とは前回の最終予選でも戦っています。印象は。
前回もそうでしたけど、後ろでブロックを組んで守ってくる。そういう相手をこじ開けるには、そんなに簡単なことじゃない。そこでうまく先制点の部分だったり、サイドでうまく崩していいチャンスを作れればいいかなと思っています。
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