2日、U-20女子ワールドカップの初戦でニュージーランドと対戦し、7-0の大勝を飾ったU-20日本女子代表。

2トップの土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)と笹井一愛(ノジマステラ神奈川相模原)がともに2得点。途中出場の早間美空(サンフレッチェ広島レジーナ)が自慢の左足でゴールとアシストを記録するなど、チーム全体としての仕上がりの良さが目立った。

大会直前に久保田真生が負傷離脱するアクシデントがあったが、迎えた初戦、シュート本数30対2と内容でも相手を圧倒したヤングなでしこ。

試合後、キャプテンの林愛花(サンタクララ大/USA)はフラッシュインタビューで以下のように語った。

――今日の試合を振り返って。

良い入りができて、前半のうちに4得点。後半もいい形からゴールできたので、初戦としてはチームとして良い入りができました。

――失点も0でした。

チームとしてリスク管理というところを徹底してできました。ディフェンス陣とキーパーの連携もそうですけど、前線の選手、中盤の選手、全体として相手の速さを消すというところを徹底できたのは良かったです。

――コロンビアの高地での試合。その対策は?

事前合宿から高地順化というところをチームで取り組んできました。試合の中で、自分たちでボールを持つことでゲームコントロールをし、交代の選手もうまく使いながら、全員でペースを作りながらゲームを進められたかなと思います。

――次の試合に向けて。

次のガーナ戦もまたタフな戦いになると思います。もっともっとスピードや身体能力、高さがあると思うので、そういうところもチームとして徹底して対策しながら、また自分たちのいいところで、勝っていきたいと思います。

――日本で応援している皆さんに一言。

日本のファン・サポーターの皆さま、平日の朝にもかかわらず応援してくださりありがとうございました。まだまだこれから試合が続きます。チーム一丸となって戦うので、応援よろしくお願いします。

試合が行われたコロンビアの首都ボゴタは、標高2600メートル以上の高地。高地対策がパフォーマンスの鍵を握るだけに、日本も事前合宿から入念な準備をしてきたようだ。

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