セレッソ大阪は21日、日本代表DF毎熊晟矢がオランダ1部のAZアルクマールへ完全移籍すると発表した。
毎熊は1997年10月16日生まれの26歳。東福岡高校から桃山学院大学を経て、2020年に地元のV・ファーレン長崎でプロ入り。当時の手倉森誠監督のもと、FWから右サイドバックへコンバートされたことがキャリアの転機となった。
2022年に移籍したセレッソ大阪では当初サイドハーフで起用されたものの、2023年には右サイドバックのレギュラーを奪取。同年8月に日本代表へ初招集され、年明けに行われたアジアカップでは3戦目のベトナム戦から菅原由勢に代わりスタメンで出場している。
菅原の所属するクラブがAZであり、同ポジションの毎熊のパフォーマンスを以前からチェックしていた可能性は高く、今夏の正式オファーに繋がったとみられる。
以下はAZ移籍が決まった毎熊のコメント。
「この度、オランダリーグのAZアルクマールに移籍することになりました。今シーズンから副キャプテンという立場にもなる中で、シーズン途中での移籍をとても悩みましたが、最後はよりタフな選手になりたいという思いで移籍を決断しました。6月15日、浦和戦後の皆さんの熱い想い、しっかりと受け止めました。こんなにも温かく見送ってくれたチームメイト、クラブスタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんのことが大好きです!僕が今、新しい挑戦が出来るのは、セレッソファミリーの皆さんの支えがあったからこそだと思っています。皆さんの想いを胸に、オランダの地で満開の桜を咲かせてきます!引き続き応援よろしくお願いします!」
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毎熊は、6月13日より海外クラブ移籍を前提とした準備のためセレッソ大阪を離脱。正式にAZ移籍が決まったことで、今後は菅原の去就により注目が集まりそうだ。