プレミアリーグ1年⽬を終え、感じた課題については「全体的にもう1段階ずつレベルアップしていく必要があると感じました。よりボールを奪える選⼿になりたいと思いましたし、中盤の選⼿はかなり攻撃参加も求められるので、アシストやゴールに直結するようなプレーをもっと増やしていきたいです」とシーズンの振り返りと来シーズンへの意気込みを語った。
そして、9⽉から始まるワールドカップのアジア最終予選に向けて、「僕がキャプテンに就任した時にワールドカップ優勝を公⾔させていただいたので、そこが最⼤の⽬標になります」と⽇本代表としての⽬標を⼒強く語り、個⼈⽬標については「来シーズンもリヴァプールでプレーすると思うので、もっと試合に出場して、チャンピオンズリーグなどでのタイトル獲得に貢献できる活躍をしたいと思います。⽇本代表のほうでは、最終予選に向けてキャプテンとしてしっかりチームを引っ張って、ワールドカップにまずは導ける存在になれればいいなと思っています」と意気込んでいた。
最後に、将来⽇本代表選出を夢⾒る⼦どもたちへのメッセージを聞かれた遠藤は、「とにかくサッカーをすごく楽しんでほしいですね。プロサッカー選⼿になるには⾃分への厳しさも必要になるかもしれないですが、時にはしっかりリラックスして“⾃分はなぜサッカーをやっているのか”ということを思い出していきながら、ぜひプロサッカー選⼿を⽬指して頑張ってほしいと思います」と語り、報道関係者向けに行われた第1部のトークセッションを締めくくっている。
⼀般の招待者に加え、芸⼈・タレント・司会者と幅広く活躍する加藤浩次さんも登壇した第2部では、遠藤の掲げるサッカーへの情熱や信念、プライベートな部分についてトークセッションが展開。
dunhillが掲げる伝統を重んじながらも変化を受け⼊れ、常に進化する⼈。⾃分のセンスに⾃信を持ち、野⼼的で向上⼼のある、ブレない⼈を指す『洗練された紳⼠像』に関して加藤さんが「まさに遠藤選⼿のことを指していますね」と語ると、遠藤は「そうですかね...」と照れ笑いを⾒せる場⾯も。
遠征時は⾶⾏機内でスーツに着替えることもあるようで、加藤さんからネクタイが結べるか聞かれると「僕は結べます。選⼿の中には、結べない選⼿もいますけどね(笑)。代表を多く経験してくると徐々に結べるようになっていますね」と意外なエピソードを話し、会場が和やかな雰囲気に包まれた。
また、加藤さんから家族の話を振られると、「⾃分の考えをしっかり持ち、伝えるように⽇頃から話しています。ゲームをやりたいなら、やりたい理由まで話してもらうように促しています」と⼦育て観まで告⽩。
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最後には、次のワールドカップの⽬標について「優勝したいです!みなさん応援よろしくお願いいたします!」と⼒強く誓い、会を締めくくった。