吉永夢希(ヘンク)
【高校時代の主な実績】
・U-17ワールドカップ出場
・第101回全国高校サッカー選手権出場(優秀選手)
・第102回全国高校サッカー選手権出場
スピードを生かした攻撃参加と正確な左足を武器に“高校ナンバーワンSB”と評価されたDF。
全国選手権には2度出場し、2年次の101回大会ではベスト4入りして優秀選手に。また年代別の日本代表では、2023年のU17アジアカップで主力として大会連覇を成し遂げ、同年のU-17ワールドカップにも出場した。
在学中だった昨年10月にはベルギーの強豪ヘンクへの加入が内定し、一学年上の先輩である福田師王選手に続いて「神村学園から2年連続での海外移籍」として話題となった。
現在は、U-23日本代表の熊田直紀と共にヘンクのリザーブチームでプレーしている。
伊藤翔(横浜FC)
【高校時代の主な実績】
・第84回全国高校サッカー選手権出場
・第85回全国高校サッカー選手権出場
伊藤翔は、こうしたトピックの際に必ず名前を挙げられる選手であろう。
中京大中京高の3年生だった2006年8月、アーセナルの練習に参加。そこでアーセン・ヴェンゲル監督に元フランス代表FWティエリ・アンリに例えられたことから「和製アンリ」として大きな話題を集め、高校サッカー界で最も注目される選手となった。
ビザが下りなかったためイングランド行きは諦め、卒業後は日本企業が買収していたフランス2部(当時)のグルノーブルへ。Jリーグ発足後としては、Jクラブを経由せずに直接海外クラブと契約した初めてのケースとなった。
フランスでは全く出場機会を得られず悔しい日々を過ごした。ただ2010年に日本へ復帰してから今年で15年目を迎えており、優れた選手としての評価を得ている。