ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは29日、「ヴァンサン・コンパニ氏を来季の監督として招聘した」と公式発表した。

コンパニ監督は今季イングランド・プレミアリーグのバーンリーで指揮官を務めていたが、チームはシーズンを通して5試合しか勝利できず、24ポイントという結果で2部に逆戻りすることになった。

しかしながら、その中で繰り広げていた攻撃的なサッカーがバイエルン・ミュンヘンの哲学に合うと考えられ、今回の招聘に至ったという。

今シーズン12年ぶりの無冠となる不振に喘いだバイエルン。そのために2月の段階でトーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任すると発表していた。

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その後バイエルンは新たな指揮官を探したが、シャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)、ユリアン・ナーゲルスマン監督(ドイツ代表)、ラルフ・ラングニック監督(オーストリア代表)に断られたと伝えられている。

最終的にはかつての指揮官であるジョゼップ・グアルディオラの流れを汲むヴァンサン・コンパニ氏を招聘することになったが、そのためバイエルンはバーンリーに1000万ポンド(およそ19.8億円)の補償金を支払ったとのこと。

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