バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝。4月30日に行われた1stレグは2-2の引き分けとなった。

前半24分、レアルはトニ・クロースからヴィニシウス・ジュニオールへの見事なパスが通り、先制点を奪っている。

試合後、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督はこう話していた。

「クロースの助けもあり、我々はボールをうまく管理できた。実際、バイエルンは我々のポゼッションに対してあまりプレッシングをしてこなかった。

スペースがあった。相手はハイラインでプレーすると予想していたし、そうしてきた。トニとヴィニシウスが先制点でそれをうまく利用した。ファンタスティックなパス、ファンタスティックなフィニッシュだった」

バイエルンはラインを高く設定したものの、あまりプレッシングに来なかったのでスペースがあったとのこと。先制点の場面ではそこをつけたと感じているようだ。

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なお、ポゼッションはバイエルンが54%、レアルが46%。『Sofascore』によれば、「バイエルンがレアル戦で記録したパス成功率93.7%(555本中520本成功)は、過去9シーズンにおけるCL決勝トーナメントにおける最高記録」とのこと(CL公式スタッツでは567本中531本成功で成功率94%)。

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