ヨン・アルネ・リーセ
国籍:ノルウェー
現在:指導者
モナコから2001年に加入したノルウェー代表選手。強烈な左足のキックを武器に、サイドバックとサイドハーフの両方をこなすことができた貴重なプレーヤーであった。
ラファエル・ベニテス監督の下では特に重用され、このチャンピオンズリーグ決勝では中盤でスタメン起用。後半にジェラードのヘディングをアシストしている。
2008年にリヴァプールを離れてからはローマやフラムなど様々なクラブでプレーして2017年に現役引退。
それからはノルウェーで指導者や解説者を務めており、昨年まではアヴァルドスネスというクラブの女子チームの監督をしていた。さらにその男子チームで短期間現役復帰して試合にも出場している。
ハリー・キューウェル
国籍:オーストラリア
現在:指導者(横浜F・マリノス監督)
そしてこの試合でシャドーストライカーとして先発出場していたのが横浜F・マリノス監督のハリー・キューウェル。
チームに攻撃的な意思を伝えるための起用だったが、彼自身は筋断裂のために前半24分で交代を余儀なくされてしまい、リヴァプールファンからブーイングを受ける羽目になってしまった。
彼と交代でピッチに入ったウラジミール・シュミチェルはこの試合でリヴァプールの2点目を決めたほか、PK戦でも勝利を決めた4人目のキッカーを務めている。
ミラン・バロシュ
国籍:チェコ
現在:現役(FKヴィガンティチェ)
「オストラヴァのマラドーナ」と呼ばれたチェコの名ストライカー。2002年にバニク・オストラヴァからリヴァプールへと加入した。
マイケル・オーウェンやエミール・ヘスキーが退団した2004-05シーズンは彼が非常に重要な存在となり、このチャンピオンズリーグ決勝でも先発出場。3-3の同点となったあと、85分までプレーしてピッチを去っている。
ちなみにチャンピオンズリーグのトロフィーをセレモニー中に落として凹ませたのは彼だと言われている。
母国で39歳までプレーを続けたあと、2020年に現役を引退。しかしそのあとFKヴィガンティチェに加入して再びピッチに戻っており、プレーを続けているようだ。