ジミ・トラオレ
国籍:マリ
現在:指導者
フランスで生まれたマリ代表ディフェンダー。190cmを超える身長ながら高いテクニックを備え、身体能力と攻撃力と不安定さを兼ね備えた魅力あふれる選手であった。
1999年にラヴァルから加入し、数年後に主力として定着。リヴァプールで活躍できた期間は短かったが、この2004-05シーズンはリーグ26試合に出場している。
このチャンピオンズリーグ決勝ではパオロ・マルディーニのゴールに繋がるフリーキックを与えてしまったが、120分をフル出場して逆転に貢献した。
2014年にMLSのシアトル・サウンダーズで現役引退し、そのままアメリカで指導者に。現在はガーナに本拠地を置く育成機関「ライト・トゥ・ドリーム・アカデミー」のマネージャー。
シャビ・アロンソ
国籍:スペイン
現在:指導者(レヴァークーゼン監督)
伝説的なリーガ2位を成し遂げたレアル・ソシエダの一員として大ブレイクし、2004年にリヴァプールへとステップアップしたプレーメーカー。
ラファエル・ベニテス監督の高い信頼を受けてボランチから攻撃を司り、スティーヴン・ジェラードとともに素晴らしいコンビネーションを見せた。
このチャンピオンズリーグ決勝では61分にペナルティキックを任され、一度GKジーダに弾かれたものの自ら押し込んでゴール。リヴァプールに同点ゴールをもたらした。
現在はレヴァークーゼンの監督を務めており、今シーズンはなんと無敗でブンデスリーガを制覇することに成功した。
ルイス・ガルシア
国籍:スペイン
現在:解説者
バルセロナからやってきた万能アタッカー。左利きながらも両足を使え、サイドから様々な形で攻撃に絡む選手だった。リヴァプールでのプレーでスペイン代表にも選出されている。
この2004-05シーズンにシャビ・アロンソとともに獲得され、攻撃の中心選手として活躍。チャンピオンズリーグでもいくつも素晴らしいプレーを見せ、優勝の立役者の一人になった。
怪我もあって2006-07シーズンに出場機会を減らし、その後はアトレティコ・マドリーへ移籍。さらにギリシャやメキシコ、インド、オーストラリアでのプレーを経て現役を引退している。
スティーヴン・ジェラード
国籍:イングランド
現在:指導者(アル・イティファク監督)
リヴァプール伝説のキャプテンであるスティーヴン・ジェラード。サミ・ヒーピアからアームバンドを受け継ぎ、チェルシーからの巨額オファーを断って愛するクラブに残った。
この2004-05シーズンは怪我に苦しんだものの、中盤戦で復活。このチャンピオンズリーグ決勝では後半にヘディングシュートを決め、逆転の足がかりを作った。そしてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
2015年までリヴァプールを長く支えたあと、アメリカにわたってLAギャラクシーで引退。そして指導者としてリヴァプールの下部組織でデビューし、それからグラスゴー・レンジャーズ、アストン・ヴィラ、アル・イティファクと指揮している。