34節を消化した今季のイタリア2部セリエBで、現在首位を走るパルマ・カルチョ。

4季ぶりのセリエA昇格が見えてきたこの古豪に22日、クラブ創設110周年を記念した限定レトロジャージ・コレクションが登場した。

本コレクションでは、クラブを象徴する歴史的な3つのユニフォームを数量限定で復刻している。とりわけ2つのユニフォームは、90年代のセリエAやパルマを知る人には懐かしすぎるものだろう。

Parma Calcio 110 Retro Collection

パルマ・カルチョ 限定版 復刻レトロユニフォーム 1982

“1982”というアイテム名が付いたこのユニフォームは、1981-82、1982-83の2シーズンで使用したホームユニフォームの復刻版。両シーズンともセリエCを戦っていた。オリジナルのサプライヤーは「Ennerre」。

この両シーズンはとくに目立った成績を残したわけではないが、初めて胸スポンサーが付いたユニフォームとして歴史的な一着となっている。その胸ロゴは地元パルマの食肉加工会社「Prosciutto di Parma」で、王冠ロゴマークが印象的。

パルマ・カルチョ 限定版 復刻レトロユニフォーム 1994

1993-94、1994-95の2シーズンで使用したホームユニフォームの復刻版で、アイテム名が“1994”。オリジナルのサプライヤーは「Umbro」で、胸スポンサーは黄金期を支えた「Parmalat」だった。

白地に青と黄の差し色を配したこのデザインは、90年代前半のパルマ躍進を象徴する一着。ジャンフランコ・ゾラ、ディノ・バッジョ、ファウスティーノ・アスプリージャ、フェルナンド・コウト、トマス・ブロリンといった選手を擁し、UEFAスーパーカップ、UEFAカップと2つの欧州タイトルを獲得している。

パルマ・カルチョ 限定版 復刻レトロユニフォーム 1999

ジャッロブルー(黄と青)のボーダー柄が初めて登場した、1998-99シーズンの歴史的なユニフォーム。オリジナルのサプライヤーは「Lotto」で、この1シーズンのみの契約だった。

このシーズンはセリエAを4位でフィニッシュ。そしてクラブ史上2度目のコッパ・イタリア優勝を成し遂げている。

ファン・セバスティアン・ベロン、エルナン・クレスポ、アレッサンドロ・ネスタ、ファビオ・カンナヴァーロ、エンリコ・キエーザなど人気選手が所属した時代で、このボーダーデザインは華やかな90年代セリエAを象徴する一着だ。

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クラブ創設110周年を記念したレトロジャージ・コレクションは、各アイテム200着の数量限定でクラブ公式オンラインストアにて販売中。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。

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