カタールで開催中のU23アジアカップに参戦しているU-23日本代表。22日にはグループステージの最終節で韓国と対戦する。

ともに2連勝中で得失点も総得点も全く同じ。今大会のレギュレーションにより、勝敗がつかない場合はPK戦が開催されることになっている。

どちらもすでに突破を決めているとはいえ今大会はパリ五輪への切符もかかっている。首位通過をして決勝トーナメントを戦いたいところであろう。

ここではU-23韓国代表との公式戦でゴールを決め、“韓国キラー”と呼ばれるようになった選手たちをご紹介しよう。

浅野拓磨（ボーフム）

難しい相手になればなるほど燃える。それが浅野拓磨という男であろう。

2022年ワールドカップでドイツ代表、今季ブンデスリーガでバイエルンから得点を奪い、“ドイツキラー”としてすっかり定着している彼が、その勝負強さを最初に発揮したのは韓国戦かもしれない。

「（韓国戦は）感じたくなくても特別なものを感じる」（2021年に当時を振り返り）

2016年1月に行われたU23アジア選手権（現在のU23アジアカップ）、韓国との決勝戦。日本は韓国に2点を先行される絶望的な状況に陥ったが、後半に途中投入された浅野が追撃弾、そして同点後に決勝ゴールを決めた。

浅野の活躍で宿敵を下した日本はU23アジア選手権を初制覇。ちなみに同大会も今回と同じくカタール開催であった。