デンマーク1部のブレンビーでプレーする鈴木唯人。

21日のミッティラン戦で圧巻の2ゴールを叩き出し、2-1の勝利に大貢献した。

前半10分、ゴール正面から左足を振り抜いて先制ゴールを奪うと、35分にも左足で圧巻のミドルシュートを突き刺している。

「日本の英雄である鈴木が素晴らしいパフォーマンス」と現地もその活躍を絶賛しているが、実は風邪気味だったようだ。

イェスパー・ソーアンセン監督は「彼は風邪をひいていた。今週は少し体調を崩していたんだ。だから、健康ならさらにいいプレーが期待できる(笑)。非常に強いパフォーマンスだった。速いし、テクニカルだし、両足が使える、強力なフィニッシャーだ。このリーグの典型的選手ではない」、「素晴らしかったね。彼は左足で2点決めたが、実は右利きだ」と賞賛。

プレースキックの名手として知られる同僚のダニエル・ヴァスも「30メートルから決めるのは遊びじゃない。このリーグでは稀有な能力を持っている」と脱帽していた。

『TV3』によれば、鈴木は通訳なしで「最高の気分」と喜びを口にしていたそう。

U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった逸材12名

本来、U-23日本代表のエースだったはずの鈴木だが、欧州で活躍しているため、現在開催中のU23アジアカップには招集できなかった。もし、チームがパリオリンピックの出場権を獲得すれば、本大会での活躍にも期待がかかる。

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