長友佑都
3人目は長友佑都。37歳になった日本歴代屈指のサイドバックは、カタールワールドカップ以来となる驚きの代表復帰を果たした。
アウェイ平壌対策として森保一監督が必要性を感じた面もあったことだろう。ただ、所属のFC東京で今季も開幕から4試合連続先発出場。北朝鮮戦に向けて長友の顔が思い浮かんだ時、実際に招集するための“説得力”としてクラブで出場機会を掴んでいることは大きかったはずだ。それはやはり彼の力だと言える。
また、板倉滉が先日ABEMAの番組で「うまくいかなかった時にどうやってもう一回盛り返していくのか、誰がチームを立て直すのか、誰がそのきっかけとなるのか、というところが全然足りなかった」と語ったように、アジアカップで敗者となった日本代表にとって足りない部分を埋めていく作業は重要だ。
今回、長友が再び加わったことでチームにもたらされた活気や雰囲気を多くの選手たちが感じ取れたことは、今後に向けてプラスとなるに違いない。