「3トップを組めば、いろいろな連携が生まれる。素晴らしい理解があったので、(人事の変化が)彼を打ちのめしたのかもしれない。トップ選手がそうであるように、他の選手が入ってくることに適応しなければならない。ポステコグルーの下では素早くボックス内にボールを入れて、主役である亨梧をそこに入り込ませるというものだった。一方、ロジャーズは特定のエリアを狙う。
私は調子を崩しているストライカーでも一瞬で調子を取り戻せると信じてきた。ただ、亨梧は調子を崩してはいない。ゴール数が少なかっただけだが、ストライカーはそれで判断される。ただ、チームメイトに彼の貢献について聞けば、彼らは違う話をするだろう。
(残り試合で)亨梧がレギュラーとして得点する試合が続いても驚かない。ただ、彼のチームへの貢献が認められるには時間がかかるかもしれない。彼は違いを生み出す選手になれるかもしれないが、それは得点を通じてではないかもしれない。彼は見ていてとても印象的だ。あのターンの速さとキレ味は、ゴールを決めるという彼の目標に合致している。
彼は小柄だが強い。彼の周りにはパスを出せる能力を持った選手がまだいると思う。彼が慣れ親しんでいたほどには速く流れるようなものではなかったかもしれないがね」
ポステコグルー監督時代はダイレクトなプレーで古橋に得点を狙わせるスタイルだったが、ロジャーズ体制でそれが変わったことで適応が必要だったと感じているようだ。
セルティックは4月7日の宿敵レンジャーズとのオールドファームを戦う。クリーニーは「亨梧がレンジャーズのDFラインを苦しめることは間違いない。亨梧は本当に危険な男だ」と期待を口にしている。
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