湘南ベルマーレは2日にアウェイゲームの京都サンガFC戦に臨み、2-1と勝利を収めた。
前半にコーナーキックからのこぼれ球を田中聡が鮮やかなボレーシュートで叩き込み、先制に成功。
その後豊川雄太に同点ゴールを決められてしまうも、後半終了間際にふたたびコーナーキックから追加点を奪取。左からのクロスをニアで大岩一貴がヒールで触り、エレガントにコースを変化させると、中で鈴木章斗が押し込み、勝ち越しに成功した。
そして試合後、ディフェンスラインの中心としてプレーしている35歳のベテランDF大岩一貴は以下のように話していた。
「(美しいアシストでしたね、そういうアイデアもあったんですか)そうですね…決まって良かったです。ラッキーでした。(自陣より)相手のゴール前のほうが、ノープレッシャーで気持ちよくプレーできますからね(笑)
(4バックに変わったことについてのメリットは)我慢強くできるというか、メリハリもつきやすいのかなと思いますね。
(今日は攻撃面での貢献や上がりも多かった)ただ、今日はあんまり守備の部分で自分自身が良くなかったので、反省が多いですね。
なかなか跳ね返しきれなかったイメージですね。自分でもっと跳ね返したかったですし、そうなると押し込まれてしまいますし。そこは自分自身の課題でもありますね。苦戦してしまいましたし、そこはもっと個の力を付けていきたいです。
(川崎、京都と4-3-3を相手にして、次は3-4-3の福岡。どういうイメージを持ちますか?)いやぁ、今日でいっぱいいっぱいだったので…(笑)何も考えられていないですね。
(先週、2つのクラブでともに戦った古林将太さんの引退セレモニーがありましたね。同じ時代を生きた選手としてどう感じましたか?)コバとは仙台でもやっていますし、本当にお疲れ様といいたいですね。ただ、まだ自分と重ねるわけには…(笑)
そんなイメージは全くしていないですし、セレモニーをしてもらえるかどうかもわからないですしね(笑)。いい意味で『何も感じなかった』というか。
ただ同僚だっただけではなく、2つのクラブで一緒にプレーした選手なので、本当に心から『お疲れ様でした』と思える瞬間でした」
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4バックに変わったことでよりメリハリが付いて粘り強くできるようになった反面、今日は自分が弾き返すプレーについてうまく行かず、押し込まれる場面を増やしてしまった…と反省していた。
そして先週の試合で見た古林将太さんの引退セレモニーについては、ベテランとなった今も自分と重ね合わせるようなイメージは全く浮かばず、心からお疲れ様と感じたとのことだった。まだまだ現役で個の力を伸ばし続けたいという気持ちの表れだろうか。