2023シーズンの中国2部リーグ(甲級)を優勝した四川九牛足球倶楽部。2019年に「シティ・フットボール・グループ(CFG)」に買収されたクラブだ。

その四川九牛と中国サッカー協会は今年1月に本拠地の移転を発表し、四川省成都市から広東省深圳市へ活動拠点を移していた。

そして2月27日、本拠地の移転に伴う新しいクラブ名とエンブレムのデザインが発表となった。今年からは「深圳新鵬城足球倶楽部」と名を改め、今季は1部リーグ(超級)を戦う。

注目は新エンブレムのデザインだ。牛を描いたこれまでのものとは色・デザインが激変し、非常に洗練された丸型デザインへと生まれ変わっている。

四川九牛時代はイエローとレッドを基調に牛の顔を描いたものだったが、新しく発表されたエンブレムはCFGのチームではお馴染みとなっている丸型で、色も同グループの象徴とも言えるブルーを基調としたデザインに変貌を遂げた。

クラブ名は英語表記だと「Shenzhen Peng City F.C.」。デザインについては現時点でクラブから説明がないため詳細は不明が、中心にはShenzhenのSとZによる三角形を配置。

上部に“Shenzhen Peng City”、下部に“Football Club”と、チーム名を上下で分割するスタイルもマンチェスター・シティなどCFGに所属する多くのチームと共通する。

エンブレムの新デザインが「かなり嫌われた」8つのチーム

四川九牛時代はイエローを基調としたホームユニフォームを着用していたが、昨年から基調色をCFGらしくブルーに変更。それによりイエロー/レッドのエンブレムとブルーのシャツが色のミスマッチを起こし、違和感も強烈だった。

だが2024モデルでは、明るめのブルーを基調としたシャツに同系色の新エンブレムが違和感なく収まっている。なお、アウェイユニフォームはイエローを基調としたデザインになるようだ。

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