今週行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16のファーストレグで、パリ・サンジェルマンを相手に0-2と敗れてしまったレアル・ソシエダ。
前半はわずかに優勢な状況を保ってプレーしていたが、後半開始からまもなくコーナーキックから失点してしまう。
怪我をしたアマリ・トラオレがピッチを離れ、レアル・ソシエダは一時的に10人の状態に。それでコーナーキックの守備をすることになり、久保建英がキリアン・エムバペのマークを外して失点に繋がった。
試合後には久保建英が「アレは自分のメンタル的なミス」と認めたことも大きな話題になったものの、なぜそのようなディフェンス形態になっていたのかという点も気がかりであった。
『Mundo Deportivo』が伝えたところによれば、試合後のレアル・ソシエダ監督イマノル・アルグアシル氏は以下のように話していたとのこと。
「2-0でパリ・サンジェルマンが勝利したが、前半と同じように戦っていたらチャンスはあった。私はそう信じて疑わない。
ここに来てくれた皆さんに感謝したい。次の試合ではさらに努力する。今日と同じようにプレーできるかどうか、まずはゴールを決めて夢を見たいものだ。
守らなければならないコーナーキックのときにフィールドを離れていた選手が、なぜそのまま病院へと直行しなかったのか理解できないね。わからない。
選手がひとり少なくなってチームを離れるのであれば、それは病院に行かなければならないような状況であるからだ。病院へだ。それは私にとって明白なことだ」
イマノル・アルグアシル監督からすれば、相手のコーナーキックが行われる際にピッチから出ていたアマリ・トラオレが問題であったという。
アマリ・トラオレはレアル・ソシエダの右サイドバックを務めており、久保建英とは縦関係でコンビネーションを見せることも多い選手だ。