14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン対レアル・ソシエダは、2-0という結果に終わった。
前半は敵地に乗り込んだレアル・ソシエダが健闘を見せてスコアレスに持ち込むも、後半12分にパリ・サンジェルマンがコーナーキックから先制。右サイドからデンベレが入れたクロスを中央でマルキーニョスが合わせ、それをファーポストに詰めていたエムバペが押し込む。そのマークを担当していたのが久保建英であり、裏のスペースを突かれる結果に。
そして70分にはデンベレのパスを受けたブラッドリー・バルコラが左サイドから独力突破でゴールを決め、スコアは2-0に。
レアル・ソシエダはアウェイで挑んだファーストレグで2点差の敗北となり、3月5日に行われるセカンドレグに向けて難しい結果となってしまった。
『AS』によれば、この試合後にレアル・ソシエダのミケル・メリノは以下のように話していたとのこと。
「サッカーにおいて、物事は偶然に起こるものじゃない。我々は2試合連続でセットプレーから失点していた。
この試合では久保建英がポジションから外れてエムバペをマークすることになり、このようなレベルの相手に2つのゴールを許してしまった。
しかし我々は自分の仕事に満足している。彼らの攻撃陣やトランジションが強いことは分かっていたが、最初は我々が支配していた。後半はディエルで押し込まれてしまった。最近はゴールが少ないから、次の試合では得点できるかどうかにかかっている」
また、ポジショニングの判断ミスによって1失点の原因となってしまった久保建英は、それは自分のメンタル的な失敗だとはっきり認めたという。
「僕はエムバペをマークする必要があり、リバウンドに対応しなければいけなかったが、そこでミスをしてしまった。0-1になったのは僕のメンタル的なミスだ。修正しようとしているが、そのような小さなことが大きなツケになってしまう。
ゴール前でのプレーは上手く行っていない。僕も一回クロスバーを叩いたが、それ以外にも一つチャンスがあった。セカンドレグではそのような場面があることを願う。できるだけ早い時間に得点して、ファンの後押しを受けたい」