三笘薫

怪我を抱えた状態で招集された三笘薫。グループステージ3試合は欠場したものの、ドレッシングルームなどでチームメイトへ熱心に声をかける姿が「Team Cam」にとらえられていた。

迎えたラウンド16のバーレーン戦、67分から中村敬斗に代わり初出場すると、徐々にリズムをつかみ、三笘らしいドリブル突破から浅野拓磨へラストパスを送るシーンもあった。

ここから「三笘薫の大会」になることを多くの人が期待したが、イラン戦は同じく67分からの出場で、難しい状況に陥ったチームを好転させることができなかった。

プレミアリーグ同様三笘が複数人で対応された時に、チームとして“次の一手”を打ち出せず。強力になった一人一人の個性を、相手に対してどのように生かすか。森保監督の日本代表が改めて突き付けられた大会だったと言える。