2月3日に行われるAFCアジアカップ2023・準々決勝。ここまで勝ち上がってきた日本代表は、中東地域の強豪であるイランと対戦する予定となっている。

イランはラウンド16でシリアと対戦し、1-1で延長戦とPK戦の末になんとか勝利を収めている。ただその一方でエースのマフディ・タレミが退場してしまい、日本戦に出場できないという足かせもかけられることになった。

そんな日本対イランの試合については、様々なメディアや専門家の間で予想が行われているが、ある「不思議なジンクス」が存在する。

日本とイランの対戦は拮抗しており、これまで18試合を戦って6勝6分け6敗。どの試合を採用するかによってデータは変わるが、それほど大きな力の差はない関係だ。

ところが、ことアジアカップでの試合となるとこの成績は一変する。

日本とイランがアジアカップの本大会で対戦したのは4回。1988年大会、1992年大会、2004年大会、そして2019年大会であるが、その結果は以下の通りだ。

  • 1988年大会:イラン 0-0 日本
  • 1992年大会:日本 1-0 イラン
  • 2004年大会:日本 0-0 イラン
  • 2019年大会:イラン 0-3 日本

なんと35年間で4回対戦して日本が2勝2分け。イランは一度も勝っていないばかりか、1ゴールすらも決めていない。

広島で行われた1992年大会ではキングカズこと三浦知良のゴールで日本が勝利。そして記憶に新しい2019年大会の準決勝は、大迫勇也がPKを含めた2ゴール、そして原口元気の終了間際のダメ押し弾で3-0と日本が勝利した。

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これについてはイランのメディアも「奇妙なサムライのジンクス」と伝えており、アジアカップでの相性の悪さをかなり気にしているようだ。

ただ、今大会の日本はこれまですべての試合で失点を喫しており、イランは逆に全試合でゴールを決めている。今大会の準々決勝で35年続いたジンクスが破られることになるのだろうか。

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