稲本潤一

中盤の一角で起用されたのは、この時期あまり日本代表での印象がない稲本潤一だった。2006年のワールドカップ以降あまり出場機会は多くなかったものの、2009年はバーレーン戦を含めて4試合でプレー。9月のガーナ戦ではゴールも決めている。

2010年ワールドカップでの戦いを終えてからは代表のユニフォームこそ着ていないものの、川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌などで長くプレー。44歳の今も南葛SCで選手兼コーチとして現役を続けている。

中村憲剛

中澤佑二とともに、この1年前のバーレーン戦にも先発出場した中村憲剛。2008年9月6日に行われたホームでのバーレーン戦ではゴールを決めて3-2の勝利に大きく貢献したが、ふたたびこの試合ではしてやられてしまった。

日本代表ではこの2009年と2010年で中心的な存在となり、岡田武史監督の下で数多くの試合に起用されていた。現在は解説者の他日本サッカー協会のロールモデルコーチとして活動。