チュニジアサッカー連盟とキットサプライヤーのKappaは11日、「アフリカネーションズカップ2023(AFCON2023)」に向けたチュニジア代表の2024新サードユニフォームを発表した。

5日に発表されたホームとアウェイの両ユニフォームは幾多の戦いが繰り広げられた闘技場を描いたものだったが、サードは一転して美しい街並みと国民に人気のある花がモチーフ。この美しさが海外のユニフォームファンに大絶賛されている。

Tunisia 2024 Kappa Third

チュニジア代表 2024 Kappa サード ユニフォーム

2024新サードユニフォームは鮮やかなブルーを基調色に採用。チュニジアのユニフォームにブルーはかなり異色だ。

前面にあしらった美しいグラフィックが非常に印象的だが、これはチュニジアでいちばん美しい街と称賛される「シディ・ブ・サイド」をモチーフとしたもの。

首都チュニス近郊にあり地中海に面したシディ・ブ・サイド。この街の家々は“白い壁と青いドア”が特徴的で、そのコントラストが美しすぎると絶賛されている。

今回のキットカラーは、チュニジアンブルーとも呼ばれるその青をイメージしたもの。そしてドアの装飾などに用いられるモザイク模様にインスピレーションを得た花柄のグラフィックを重ね合わせる。

袖口にはシディ・ブ・サイドにも咲き乱れるブーゲンビリアの花をデザイン。街の紋章にも使われているこの花を描くことで、美しき街に敬意を表している。

チュニジアにブルーのユニフォームは久々の登場だ。

2010年に当時のサプライヤーPumaが国連環境計画(UNEP)と協力し、チュニジアなどアフリカ13か国共通でライトブルーのサードユニフォームを発表したが、今回はその時以来の採用。単独では初のブルーキットとなる。

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ネーションズカップは16大会連続21回目の出場となるチュニジア。AFCON2023ではグループEに所属し、南アフリカ、マリ、ナミビアと対戦する。

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