今夏のマーケット最終日に行われたフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの移籍交渉で、大きなドラマが起こっていたという。
『Bild』が伝えたところによれば、取引のための最後の交渉を行っているときに事件が発生したそう。
アイントラハト・フランクフルトの取締役であるアレックス・ヘルマン氏は、スマートフォンでの通話によってPSGの代理人やナースル・アル・ハライフィ会長と交渉を行っていたとのこと。
レストランの中で長く細かい詰めの話し合いをしており、すでに移籍マーケットの締切は数分後に迫っていたそうだ。
そして、アレックス・ヘルマン氏はその最後の交渉中に「自分のスマートフォンの電池が切れかけている」ことに気づいたそう。
そのためにPSGが提示した最高額のオファーを承認することができなくなってしまったのだが、ギリギリでレストランの非常用充電器を発見。なんとか電話をつなぎなおすことができ、残りわずかのところで交渉を完了させることに成功したそうだ。
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そのランダル・コロ・ムアニの取引額は最終的に7500万ユーロ。アイントラハト・フランクフルトは「スマホの電池切れ」によって日本円にして117億円に及ぶ取引をパーにしてしまう寸前だったよう。