アイントラハト・フランクフルトのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニは、30日に行われたクラブの練習をボイコットしたという。
今夏エヴァン・エンディカや鎌田大地などビッグネームを失ったアイントラハト・フランクフルト。
さらにエースストライカーのランダル・コロ・ムアニにはフランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンからオファーが舞い込んでいるものの、交渉はあまりうまく進んでいない。
移籍金は1億ユーロ(およそ158.6億円)以上で交渉されているというこの取引であるが、コロ・ムアニがパリ・サンジェルマンへの加入を希望していると公言している一方、まだクラブは納得していないという。
そしてアイントラハト・フランクフルトが発表したところによれば、コロ・ムアニは30日からの練習に参加しない旨を伝え、ボイコットをスタートさせたとのこと。
ただアイントラハト・フランクフルトのスポーツディレクターを務めているマルクス・クローシェ氏はクラブの声明で以下のように答えている。
マルクス・クローシェ
「今回の行為は移籍ビジネスに影響を与えるものではない。彼はクラブに対してトレーニングへの参加を拒否することを伝えてきた。
ただ我々は彼の本当の性格を知っている。現在彼は様々な要求に晒されていて、その結果がこの反応になったわけだ。
しかし彼にも、彼の関係者にもこう伝えたのだが、このような行為は間違っているよ。あらゆる影響を含めて考えればね」
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コロ・ムアニは木曜日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ予選のレフスキ・ソフィア戦に出場することはないという。