56歳にしてポルトガル2部リーグのオリヴェイレンセで現役を続けるカズこと三浦知良。
彼を知る前園真聖と播戸竜二の2人がYouTubeチャンネルで語り合った。
播戸氏は憧れだったというカズとヴィッセル神戸でともにプレー。当時のカズは30代中盤から後半にかけてという年齢だったが、すごみがあったとか。
播戸「シュート、めちゃうまくないですか?」
前園「必ず練習してなかった?居残り練習とかシュート練習とか」
播戸「必ずしてました。止めて、巻いて、逆サイドに打つシュート。カズさんの場合、(軌道が)低い。あれなんなんでしょうね。足の形とかもあるんですかね、あれは真似しようと思いましたけど、なかなかあのシュート難しいなと」
前園「分かる、分かる。独特の蹴り方で軌道も違ったもんね」
前園「カズさんは、本当にすげぇ体力あったんだよな。持久力?あと、すごい追い込まない?妥協しない」
播戸「追い込みますよ。最後の辺は、カズさんもメンバーからも外れたりとか。『カズ、引退ちゃうか』みたいな時もあったんですよ。2005年の途中に横浜FCに行ったので、その時も引退かみたいな感じで周りはザワついてたんですけど、それでも練習量も変えないですし。選手全員集まって、この試合メンバーでいくって18人が発表されて、カズさんは外れるわけじゃないですか。そこからシュート練習を鬼のように」
前園「あの人、あまり悪口言わないでしょ、ほとんど。愚痴みたいなのも言わないじゃない。腐らないで試合に出られなくても変わらないじゃん」
播戸「全然言わない、全然言わないっす。すごい…」
前園「俺もそれはすげぇなって思う。本当に思う」
当時の播戸氏は20代前半だったが、ベテランになっていたカズのシュート技術とタフさに圧倒されたとか。
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前園氏も自らの引退後にサッカーにかけるカズのストイックさをあらためて感じさせられたそう。