日本プロサッカー選手会(JPFA)が主催する「JPFAトライアウト」が今月12、13日に開催された。今季契約満了を言い渡されたJリーガー(元Jリーガーも含め)たちがピッチ上でスカウトたちにアピールした。
今季J2のV・ファーレン長崎を契約満了で退団したFW都倉賢(37)は25分間の11対11のゲームで2ゴール1アシストの活躍で他を寄せ付けない活躍を披露した。
圧巻の活躍だった。ワントップで出場した都倉は鋭い動き出し、ゴール前での落ち着きを見せて僅か25分でゴールを量産した。
1得点目は右足を振り抜いて相手GK積田景介(FC琉球満了)の股を抜く先制ゴールを決めた。
2得点目は相手のブロックを意に介さず、左足でゴールネットを揺らしてみせた。
J1通算149試合35得点、J2通算277試合85得点とJリーグでは計120ゴールを挙げる大型ベテランストライカーを止められる選手はおらず、その実力の高さを会場に来たスカウト陣に向けて証明した。