アジア大会で得た経験とパリ五輪に向けて

アジア大会に臨むU-22日本代表に選出された山内は、大会に3試合出場した。2試合目のパレスチナ戦では前半28分に2回目の警告を受けて退場したため、思い描いた活躍を見せることができなかった。ただ、ここで得た糧は無駄にならない。パリ世代の山内は来年開催されるパリ五輪、Jリーグを見据えている。

――アジア大会に出場しました。振り返っていかがでしたか。

自分の中で初めてスタートで出た試合(パレスチナ戦)であのような形(退場)になってしまったことは、自分としてもすごく悔しいです。自分のせいではあるんですけど、すべてがダメだったかと言ったらそうじゃありません。

自分の中でできたこともありますし、久しぶりの国際大会の雰囲気を味わえたことが、成長というか新たな刺激をもらえたと思います。本当に行って良かったです。その中でプロ選手やいろんな選手と関わって、刺激があった大会だと思います。

約1ヶ月間でしたけど、大岩監督の下でプレーできて、いつも一緒にやる選手とはまた違う環境できたので、すごく充実していました。いろんな思いをさせてもらった期間だったと思います。

――アジア大会でできたことを教えてください。

ゲームをコントロールする部分や、ボールを受けてから自分のプレーは少し良くなっている感覚がありました。あとはボールを扱うところはもともと得意だったので、どちらかというとチームをコントロールするところや、ポジションも真ん中ですからその中でチームとしてこう戦うべきというか。

監督から求められていることをやる上で自分のストロングを出すところは、試合自体は少なかったですけど、そういう部分は少なからず出せたと思います。

――国際大会だと相手も国を背負っていますから、普段と違った刺激がありますよね。

4年ぶりぐらいの国際大会だったので、当時の17歳の自分と、21歳の自分の心の感情というか、そのときに思うことも違います。

選手の年代も違うからまったく違う国際大会だから、プロに近くてお互いの国のプライドをかけるというか。出てはいないですけど、北朝鮮戦と韓国戦の向こうの目や、会場の雰囲気は大学で絶対味わえない試合になったと思うので、すごく刺激になりました。

――今後はパリ五輪があります。メンバー入りに向けての青写真があれば教えてください。

もちろん目の前にある以上目指したい大会なので頑張りたいです。まずは神戸での自分のプレーに目を向けないと見えてこないと思います。

いまの自分はインカレもありますし、神戸のプレシーズン、シーズンが始まって、自分がどこまでできるか。そのためにいい準備をしっかりやっていきたいと思います。