浅野拓磨
クラブで監督交代に伴う戦術変更があり、得点数が減りながらもFWとしての貢献度が増している古橋亨梧も評価を上げた選手だが、今回は浅野拓磨を挙げたい。
カタールワールドカップ、ドイツ戦の決勝弾で一躍時の人となった浅野。しかしプレー精度の面で難があり、当時はまだ「一発屋」という評価に近かった。
それでも、現在代表で唯一4大リーグでプレーするFWとして着実に成長。ここ最近の代表では、自身に何ができて何ができないかがほどよく整理され、チームのために働ける幅が広がっている。
技術や判断の面ではまだまだ改善の余地があるが、左サイドに入った先日のシリア戦を見てもやはり浅野のスピード溢れるプレーは相手にとって脅威。森保監督からの信頼はさらに厚くなっている。