今季からリヴァプールでプレーする日本代表MF遠藤航。
12日に行われたブレントフォードではフル出場で3-0の勝利に貢献したが、現地で物議を醸すプレーもあった(動画3分18秒から)。
ボールタッチが大きくなった際、リカバリーしようとしてスライディングしたところで相手MFクリスティアン・ノアゴーと接触。
VARでレッドカードに該当するかの確認が行われたが、結果はお咎めなしだった。ただ、ブレントフォード側からはイエローカードも提示されなかった判定に対する不満があがっている。
そうしたなか、BBCラジオで解説をするポール・サルト氏は、『The Red Kop podcast』で遠藤についてこんな指摘をしていたそう。
「彼は半ヤード(45センチ)遅いように見える。彼にとってゲームがあまりに速いようだ。
昨日(ブレントフォード戦)のことだけを根拠にしているわけでない、彼を見る時はいつでもそうなっている。試合のペースについていけないようだ。
退場にはならなかったが、物議を醸したあのタックルは、タッチの悪さによるものだ。
レッドカードだとは思わない。トーマス・フランク(ブレントフォード監督)の発言は理解できるが、彼は足裏で行ったわけではなかった。悪いタッチを取り戻そうとして、当たってしまった。イエローカードが妥当だったと思う。
少し気になるのは、彼がゲームに対してやや遅すぎるか、彼にとっては速すぎるように見えること。
タックルはずれたものだったが、それがペースについていけないからなのかは分からない。
(ブレントフォード戦での)起用には驚いた。木曜(ELトゥールーズ戦)の前半はまったくダメだったからね」
遠藤がプレミアリーグのスピードに対応できていないと感じているようだ。なお、トゥールーズ戦では前半だけで交代になった。
リヴァプールは代表ウィーク終わりの25日にマンチェスター・シティとのビッグマッチが控えている。