多くの選手が入れ替わったなかで昨年からBTOPに所属し続けた数少ない選手の一人、吉行豊輝選手はこの大会を以下のように振り返った。
――最後はいい試合ができましたね
敗退が決定したなかで難しいモチベーションではあったんですけど、BTOPとしてまだ1勝もできていませんでしたからね。
最後は勝利をして帰ろうということで、みんながモチベーションを上げてやった結果がこの4-1だったと思います。
――これが本当のBTOP北海道のサッカーなんですね
そうですね、僕たちが掲げているのは「情熱のフットボール」というんですけど、相手よりも走って戦ってポゼッションして。
それがようやく最終日になって体現することが出来たと思います。後悔はありますが、やりきったという感じですね。
――昨年からBTOPに所属してきましたが、今年のチームは何が違いますか?
去年は元Jリーガーの選手がたくさんいたんですけど、今年は若い大卒の選手が多いんです。磯部和彦監督の下、その中で鍛え上げられたチームですね。
――昨年の全社ではサポーターがいませんでしたが、今年は滋賀まで多くのファンが来ましたね
そうなんです。サポーターの菊池さんという方が筆頭になって声出し応援をしてくださっているんです。
そこからどんどん応援してくださる方が増えていて…自分たちも何かお返しできたらと思っています。
――今回の大会の3試合は悔しい結果でした。こういうところが悔やまれるというポイントは?
1試合目、2試合目と自分たちのミスから失点をしてしまいました。そのような選手としての質を一人ひとりが上げていくことができれば、突破に近づくのではないかと思います。
――ありがとうございました!