現在行われているアジア大会サッカー競技。男子、女子ともに日本代表は決勝戦まで駒を進めることに成功した。

男子は4日に香港との準決勝を戦い4-0と勝利を収めて決勝戦へ進出している。

その相手となるのが韓国代表。優勝すれば兵役が免除されることもあり、24歳以下のメンバーにイ・ガンインやチョン・ウヨンなどA代表の選手も入っており、さらにオーバーエイジまでフルに使った本気のメンバーである。

準決勝では強豪と目されたウズベキスタンを相手に2-1と勝利を収め、日韓戦になる決勝戦に駒を進めている。

『thesportstimes』や『スポーツソウル』などのメディアによれば、韓国代表の選手たちは以下のように決勝戦に向けてコメントを残したという。

チョン・ウヨン

「とても楽しみだね。すべての選手がこの1試合だけを目標にしてきた。しかも、それが韓日戦になった。

選手たちはみんなモチベーションが高く、意志も強い。しっかり準備をして、いい試合になるように頑張るよ。

心理的にはここまですべての試合で同じように臨んだ。一つ一つに入念な準備をしてきた。メンタルの部分では少し難しいこともあったが、うまく乗り越えてここまで来られたことが嬉しいよ」
ペク・スンホ

「大会前から、日本と対戦できる可能性について多くの話を聞いてきたよ。どのチームだって目標は金メダルだ。さらに韓日戦だからモチベーションが高まっているようだよ。

日本代表が若い選手で構成されていると言われても、常に組織的で結束力がある素晴らしいチームだからね。油断することはできないよ。

最高の力で臨んでいるわけではないと言われているが、こちらはそう考えていない。謙虚に準備して、最後の目標に向かって全力を尽くすよ」
チョ・ヨンウク

「今頭にあるのは韓日戦の勝利だけだよ。決勝戦が土曜日にあるから、チキン店の経営者はとても喜んでいると思うよ!

ある意味舞台は整えられたと言えるね。これまで難関をうまく乗り越えてきた。選手たちも自信を持っている。決勝戦で、勝利が必要、しかも韓日戦だからね」

【関連記事】今月、パリ五輪世代から日本代表へ招集されても驚かないタレント5名

韓国では非常にチキンのデリバリー店が多く、大きなスポーツイベントなどがあるときはその注文が殺到する。週末の夜の日韓戦ということで、家で酒を飲みながら応援するファンが多くなる…という状況だそうだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介