圧倒的な攻撃センスはリーグ屈指
今季の初瀬はプレースキック以外にもビルドアップの攻撃構築、局面の流れを一気に変えるサイドチェンジ、超高精度ロングフィードなど流れの中でもゲームメイクやチャンスメイクに大きく関与している。
その中でもJ1第26節京都戦でパトリッキが挙げたゴールとJ1第28節C大阪戦の佐々木が決めたゴールをアシストを挙げた初瀬のロングフィードは、似たような形からラインブレイクを誘発しているため、話題となった。
今月のホーム2試合⚽
9/3(日)🆚京都 ジェアンパトリッキ選手
9/23(土)🆚C大阪 佐々木大樹選手(@daijusasaki)
2人のゴールが奇跡のシンクロ度合い👏#visselkobe #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/5iXqdRmKse
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) September 24, 2023
サイドから攻撃を形成できる司令塔型サイドバックは、世界でもヨシュア・キミッヒ、ジョアン・カンセロ、オレクサンドル・ジンチェンコと重宝されている。偽サイドバックなどの戦術的なタスクは負ってはいないが、中盤との関わり方も上手いため、相手からすれば初瀬の攻撃参加は脅威となっている。実際に7アシストという結果が物語っている。
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並外れた攻撃センスが開花した初瀬は、神戸の舵取り役としてチームの快進撃を攻守に渡って支えている。今後強豪との連戦が続く中で、初瀬はさらなる覚醒を見せるのか―。Jリーグ屈指の超攻撃型サイドバックの活躍を注視していきたい。