チャンピオンズカップを2度制したストライカー
ジョゼ・アグアス
出身地:ポルトガル領西アフリカ(現、アンゴラ)
ポジション:フォワード
アンゴラ出身の選手で最も成功を収めた選手はアグアスで間違いない。アグアスは1930年11月9日にポルトガル領西アフリカ(現、アンゴラ)のルアンダで生を受けた。1948年にアンゴラのルシタノ・ロビトでキャリアを始めると、才能が認められる形で1950年にポルトガルの強豪ベンフィカへ加入した。
ベンフィカではエウゼビオ、マリオ・コルナとともに強力な攻撃ユニットを形成し、リーグ戦通算281試合291得点の記録的な活躍をした。1960-61、1961-62シーズンでチャンピオンズカップ(現、チャンピオンズリーグ)を2連覇の原動力となった。
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代表チームはアンゴラではなく、ポルトガルを選択して通算25試合11得点を記録。2000年12月10日にリスボンで没した。娘のレーナ・ダグアは歌手として活躍し、息子のルイは父と同じ道を歩んでベンフィカ、ポルト、ポルトガル代表でプレーした。