病で退任も現在は完全復活
――ただその後、緑内障を患って監督を退任に…。
まず、両目の病気でモンゴル代表監督を退任して(日本に)戻ってきました。日本の高い医療技術で手術を受けて、いま自分の両目は生活、監督をするにも全く支障がない状態になっています。
――いつごろ手術されたのですか。
退任する前ですよ。U-23モンゴル代表監督も兼任でやっていました。そのアジアカップ予選大会の前に病気が見つかって、帰国せざるを得なくなりました。でも帰国してオンラインでアジアカップの指揮を執ったんですよ。大会が終わった後に手術しました。
――緑内障だと失明のリスクもありますから大変でしたね。
緑内障は視界が狭くなる病気なんですよ。放っておいたらどんどん視界が狭くなるんですよね。緑内障の手術は「視界が狭まるのを止める手術」なので(視界の狭まりが)止まったっていうことです。なので、いまは生活にも指導にも全く問題がないです。
――モンゴル代表監督退任後はどのようなキャリアを歩みましたか。
モンゴル代表を退任してから、中国、タイ、台湾のクラブといくつかつながりを持てました。オファーをいただけたりもしたんですよ。ただタイミングの問題で行けなかったりもしたんですけどね。
いま私は(東海社会人リーグ1部)wyvern(ワイヴァン)に所属させていただいています。今年はwyvernが東海リーグを勝ち抜いてJFL昇格を果たす年なので、いまは全力でそれに向かっています。その先にwyvernで続けるのか、またプロクラブの現場でやるのかというのは、まだまだ先は決まっていないです。
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次回はwyvernでの挑戦、キャリアの目標を熱く語っていただいた。