なぜこのような異例の大補強を行うことになったのか。レイラック滋賀FCの寺峰輝監督はその理由を以下のように話していた。

寺峰輝

「かなり人数が多くなりましたので、今はグループを分けて練習を始めています。

今のところは選手にもポジティブに受け入れられていますが、もちろん試合や練習でのチャンスが少ない者も出てきてしまうので、それをうまくマネジメントしたい。

とは言いながらも、まずはリーグ戦をしっかりと勝ち取ることを目指してやっていきたいと思います。

クラブとはじっくりと話をする時間を頂きました。今シーズンの当初はJFL残留や7位以内というところを目標に掲げていたんです。

しかし今季『1回狙いに行こう』ということで、ここで本気を出して選手をとって頂きました。

現場としては『3位も14位も同じ』というくらいの覚悟を持ってトップを目指しに行く。チーム一丸となって戦いたいと思っています」

クラブは当初JFLでの目標を残留や中位と定めていたものの、前半戦での試合を見た上でそれを修正し、リーグ優勝や2位に変更した。そのためこのタイミングで大量の補強を行い、クラブの戦力を加えなければならなかったようだ。

レイラック滋賀FCは現在17試合を終えて6勝6分け5敗の6位。首位のHonda FCとの差は9ポイント、2位のソニー仙台FCまでは5ポイントのギャップとなっている。

Jリーグ参入には他にも様々な条件があるものの、JFLで2位以内に入ることがその一つとなっており、レイラック滋賀FCとしてはそこがまずターゲットになりそうだ。

なお、レイラック滋賀FCはこのあと9月3日にブリオベッカ浦安とのアウェイゲームを行い、さらに9月10日にホームでミネベアミツミFCと対戦する予定となっている。

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47名にまで膨らんだメンバーを保有することが吉と出るか凶と出るか。まさにマネジメントを行うスタッフの実力が問われる残り11試合となるだろう。

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