ニュージーランドとオーストラリアの共催で行われているFIFA女子ワールドカップ。
なでしこジャパンは11日に行われる準々決勝でスウェーデンと対戦する。
なでしこは5日にノルウェーを撃破した一方、スウェーデンは6日にアメリカを沈めた。スウェーデンはそのアメリカ戦では延長120分間をプレーしている。
そのため、スウェーデンでは、休養が1日長いなでしこのほうが有利で日程的にスウェーデンは不利という見方があるようだ。
『Aftonbladet』は「スウェーデンと日本では条件が異なる」と伝えているが、スウェーデン代表のコソヴァレ・アスラニとリナ・フッティグは、その点についてこう述べていたそう。
コソヴァレ・アスラニ
「前の試合もそうだった。また私たちは休みが1日少ない。
スケジュールは私たちのために組まれているわけではないけれど、これまでにそれが妨げになったことはない。
(ニュージーランドからオーストラリアに移動して戦った)私たちは移動しているけれど、日本はまだそこ(ニュージーランド)にいる。
彼女たちは1日休みが多いけれど、試合の時には私たちの準備は整っているはず。
勝ち方が大きな自信になっている。メンタリティ。日本戦の時間になったら、全てはそこにあるはず」
リナ・フッティグ
「(日本のほうが)もちろん、有利。間違いない。
私たちはまた移動しなければいけないけれど、それはどうしようもない。
出来る限り、リカバリーして準備を整える。タフな試合になるはず」
なでしこはこれまでの4試合を全てニュージーランドで戦ってきたが、準々決勝もニュージーランドで行われる。一方、スウェーデンはグループステージをニュージーランドで戦い、アメリカ戦はオーストラリアで戦った。
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なお、この2人はともに東京オリンピックでなでしこを撃破した時のメンバーでもある。
注目の一戦は11日(金)午後16時半にキックオフされる。