ヤープ・スタム
ダーヴィッツが2001年にアナボリックステロイドの陽性反応を示したとき、同じようにイタリア・セリエAの複数の選手が出場停止処分を受けていた。その1人が当時ラツィオに所属していたヤープ・スタムだった。
同じ2001年の10月において行われた検査で彼もナンドロロンが検出され、5ヶ月の出場停止処分を言い渡されることに。最終的には控訴の末に4ヶ月に短縮されたものの、チームにとっては大きな打撃だった。
というのも、ラツィオは同じ年にポルトガル代表DFフェルナンド・コウトもドーピングで出場停止になっており、世界レベルのディフェンダーが2人立て続けにいなくなってしまったからだ。