アルシンド
1967年10月21日生まれ
鹿島アントラーズ在籍:1993-1994
天才ジーコを擁した初期の鹿島において、エースストライカーとして活躍したのがアルシンド。
フラメンゴやサンパウロ、グレミオといったブラジルのトップクラブでプレーしていたが、ジーコの誘いを受けて25歳で来日した。
Jリーグ開幕戦でさっそく2点を決めると、その後も実力をいかんなく発揮。鹿島での2年間では71試合に出場し50ゴールを記録している。
契約交渉がもつれ2年でライバルのヴェルディ川崎へ移籍してしまったが、CMでも大人気だったブラジル人FWは、Jリーグの歴史を語るうえで欠かせない選手の一人だ。
レオナルド
1969年9月5日生まれ
鹿島アントラーズ在籍:1994-1996
Jリーグで「貴公子」と言えば、後にも先にもレオナルドをおいて他にいない。
1994年のアメリカワールドカップ、優勝したブラジル代表で左サイドバックのレギュラーを務めていたレオナルドのインパクトは、アメリカ戦での退場劇も含め強烈だった。
そんな世界的レフティが、ジーコの誘いでワールドカップ直後に鹿島へ加入。日本サッカー界は大騒ぎとなり、レオナルドもまたそれに恥じないプレーを来日早々から見せつけてくれた。
Jリーグ30周年でベストゴールの一つに選出された横浜フリューゲルス戦のスーパーゴールなど、日本では2試合に1点以上のペースでゴールを量産。「現役セレソン」の凄さを教えてくれたスター選手だ。