8位 ジョアン・カンセロ(バイエルン)
左右の両サイドバックとして純粋なワールドクラスにある数少ない選手。
彼はカイル・ウォーカーによって左サイドバックに押し出されたのかもしれない。昨夏にマンチェスター・シティがマルク・ククレジャの獲得を狙っていたことはそれを示唆するものだった。
ここ数年、左にいる時のカンセロはジャック・グリリッシュのスペースに流れ込み、必要ある時にはアウトサイドキックを繰り出してきた。
右にいる時の彼はよりシンプルだ。アウトサイドキックは少なくなるが、前への突進は増え、サイドの幅を保って相手を引き延ばしてから鋭い斬り込みを見せる。
このポルトガル人は破壊的なまでにダイナミックだ。この数か月で突然急落したが、同じようにトレント・アレクサンダー=アーノルドもリヴァプールのシステムが彼をカバーできない時に急落してしまう。
そのポイントは変わらないものの、カンセロは才能的には突出しており、このリストに入る価値がある。