Jリーグクラブの練習場が話題となっている。
4月11日に配信されたDAZNの『やべっちスタジアム』において、サンフレッチェ広島MF東俊希がクラブの練習場についてコメント。広島はトップチームとU-18のユースチームが広島市の北西に位置する安芸高田市吉田町のサッカー公園を拠点にしており、東によるとチーム内には広島市内に住んでいる選手が多く、練習場まで1時間、往復2時間という距離が難点だという。
東は高校から広島のアカデミーに加入。広島のユースは吉田町に寮があるため3年間をサッカーに集中できる環境で過ごすことができたが、やはりプロとなった現在は練習場が「遠い」と感じており、チームの中でもそういった声が多いようだ。
今回、『やべスタ』でそんな素直な気持ちを口にしたところ、安芸高田市の石丸伸二市長がSNS上で反応。東のコメントに困惑し、今後についても語った。
>みんな練習場を変えてほしいって
選手のためにならないならば、もはや安芸高田市が22百万円を持ち出す意味はありません。
選手の希望を叶えてあげられないか、市からもサンフレへお願いしてみます。身を引こうと思うのは、どこよりもサンフレを応援している立場だからこそです。
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) April 13, 2023
試合を観戦するファン・サポーターとは違い、選手やスタッフにとっては練習場が日常の場所。
広島の練習場は本当に「遠い」のか。J1全18クラブの練習場とホームスタジアムとの直線距離を調べてみた(※一部クラブは主要駅との距離も掲載)