2020年からASモナコでスポーツディレクターを務めていたポール・ミッチェル氏が、今季限りでの退任を決めたようだ。
ポール・ミッチェル氏は1981年生まれの41歳。マンチェスター・シティのユースでプレーした後、ウィガン・アスレティックの下部組織へと移籍してプロデビューした選手だった。
怪我もあって27歳で現役引退したあと、MKドンズやサウサンプトン、トッテナム・ホットスパー、RBライプツィヒなどで選手の補強を担い、ディレクターとして辣腕を振るっていた。
マンチェスター・ユナイテッドからもフロント入りを誘われるなか、2020年夏にはASモナコのスポーツディレクターとなり、アクセル・ディザシや南野拓実らの獲得行ってきた。
そして今回『Nice-Matin』のインタビューにおいてポール・ミッチェル氏は自ら退任を認め、今シーズン限りでモナコを去ることを明らかにしたという。
モナコは現在の契約を延長することも考えていたそうだが、『L'Equipe』によれば彼には多くのプレミアリーグのクラブから再び誘いが来ているそう。
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そしてその中でも南野拓実の古巣でもあるリヴァプールが彼を引き入れたいと考えており、交渉を行っているそうだ。