かつてアーセナルでスカウトを務めていたジレ・グリマンディ氏が、キリアン・エムバペの獲得に失敗していたことを告白した。

『The SUN』によれば、グリマンディ氏は2013年にボンディでプレーしていた14歳のエムバペと接触していたという。

最初はエムバペもアーセナル加入に前向きだったとのことだが、最終的にはモナコへの移籍を決め、グリマンディ氏の交渉は失敗に終わっているとのこと。

その原因は、その際にアーセナルのトップチームがあまりいい成績を残せていなかったためだとか。

ジレ・グリマンディ

「スカウトの仕事というのは発見することだ。しかし、選手を逃すことも仕事のうちでもある。

私にとっては、キリアン・エムバペだ。我々は彼を納得させることができなかったんだ。

彼は2013年6月に契約が満了になる状況だった。そして我々アーセナルは2月に彼と会ったんだ。

もしアーセナルに加入することを確信させられたら、我々はクラブを大きく変えられたはずだ。しかし、彼は結局モナコに加入することを決めた。

アーセナルはそのころ、常にベストなプレーができていなかった。かなり苦しんでいた。交渉の最初の間は、エムバペは加入を望んでくれたんだけどね。

しかしながら、結果があまり出ていないときには難しくなる。チームを助けるためのトッププレーヤーを獲得するのはね」

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エムバペに接触した際には前向きな返事をもらったが、アーセナルの成績があまり良くなかったため、獲得に至らなかったという。

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