かつてザンビア代表チームでもプレーしたFWフィレモン・ムララが、1月7日に死去していたという。
ザンビアサッカー連盟の発表によれば、フィレモン・ムララが亡くなったのは南アフリカのリヒテンベルクにある自宅の裏庭であるとのこと。
そこでプロスパー、ブレッシング、ブルドーザーという3匹の犬を飼っており、フィレモン・ムララは飼い犬に噛まれたことが原因で死去したそうだ。
事件は家が停電した際、フィレモン・ムララが犬の様子を見に行ったときに起こったと考えられている。
妻は犬が吠えている声を聞いていたものの、様子を見に行くことはなかったという。家はかなり人や車が多い賑やかな通りに面しており、犬が吠えることは日常的なものだったからだそうだ。
電気が復旧した後に妻は裏庭に向かったが、フィレモン・ムララの姿は発見できず。周辺を探すと、夫は庭の外で横たわっている状態で発見されたそう。
フィレモン・ムララは今年60歳になる元選手で、ザンビア代表チームの一員としてプレーしたユーティリティプレーヤー。6試合で3ゴールという成績を残している。
現役時代から南アフリカでプレーしており、引退後もそこでビジネスを行い成功を収めていたという。
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なお、プロスパー、ブレッシング、そしてブルドーザーの3匹は現在当局によって保護されているとのこと。