フアン・セバスティアン・ベロン

受賞年:2008,2009

父親は1970年代に活躍し、“魔術師”と呼ばれたフアン・ラモン・ベロン。その息子ということで“小さな魔法使い”と呼ばれたのがフアン・セバスティアン・ベロンだ。

1990年代後期に「世界で最も厳しいリーグ」といわれたセリエAの舞台で活躍。世界最高のMFの一人として、アルゼンチン代表でも司令塔の役割を担った。

マンチェスター・ユナイテッドでの失敗以降評価を下げてしまったが、母国に復帰してその優れた才能を改めて証明する。

父親も活躍した古豪エスティディアンテスを復活へと導き、2008,2009年と2年連続で南米最高の選手に。現在はそのエストゥディアンテスの会長を務めている。