リリアン・テュラム

フランス代表の歴代最多出場記録を持つリリアン・テュラムも、パルマ黄金期を支えた人物の一人だ。

モナコから1996年に加入した彼は、頭脳と身体能力を備えた“壁”として君臨。そんな最中に行われた1998年ワールドカップでも右サイドバックとして世界一に輝いた。

ちなみに現在ボルシアMGに所属する息子のマルキュス・テュラムは、この頃にパルマで生を享けた。2018年にはPSGと対戦し、父の盟友ブッフォンと相まみえている。

なおリリアンは引退後指導者になっておらず、人種問題など政治的な活動に力を注いでいる。