日本代表のMF堂安律(PSV所属)が5月31日、オンラインでの囲み取材に応じた。
3月の代表戦で驚きの招集外となり、今回が復帰となった堂安。当時を振り返り「悔しかった」としつつ、「その経験があるから現在がある」と感謝を口にした。
そんななか記者からプレーする際の心構えについての質問があり、このように回答している。
堂安律(日本代表MF)
「何も考えずにサッカーを楽しんでる時は調子が良いですね。
その感覚をこの2年…ビーレフェルトに移籍して、PSVのこのシーズンまでに良い感覚を取り戻せています。考え過ぎないでプレーするのは大事なのではないかなと思います。
PSVに移籍した1年目に関しては逆に考え過ぎていました。自分のプレーを分析したり、試合を90分見て『こうしたらいい』とか考え過ぎちゃってたので。
悪いプレーを分析しちゃうと(試合で)そのシーンになった時に悪いプレーが頭の中をよぎっちゃうんです。
多分ウインガーの選手はあるあるだと思うんですけど、ウインガー選手にとってそれは良くない。なので逆に良いシーンをよく見るようにはしています」
自身の悪いプレーを映像で確認すると試合でそれがフラッシュバックすることがあるため、良いプレーを見るように心がけているという。
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試合を振り返って問題点を確認し、それを修正するというのはスポーツの世界では一般的なもの。ただ一瞬の感性が求められる攻撃陣においては必ずしもそうではないようだ。