日本サッカー協会および森保一代表監督は、6月のインターナショナルマッチに向けたメンバーを20日に発表した。
その中には、3月に行われたワールドカップ予選のメンバーから外れていたPSVアイントホーフェンの堂安律選手も復帰していた。
堂安律については、前回メンバーから外れたあとに「試合後の態度が悪かったために戦力外通告を受けていた」という噂が流れるなど、その選考の周辺に疑惑があった。
その点についての質問に対し、森保一監督は以下のように答え、その噂は事実無根であるとハッキリ否定した。
森保一
「(堂安律選手に態度の問題があって戦力外通告をした、という噂がありましたが、そのようなことがあって和解したから復帰したのか、あるいは事実無根なのか?)
事実ではないのでどう答えていいのか(笑)。事実ではありません。
みなさん自分で見ているなかでいろんな選手を招集してほしいという基準を持っていらっしゃると思いますが、毎回選手を選ぶ枠は決まっています。
必ず誰かを選んであげられるというわけではありませんし、すべての選手に保証はしてあげられません。
いい選手はたくさん日本の中にいますので、その時のコンディションであったり、戦い方によって選手は変わっていくということ。
この最終予選でも日本の選手層は厚いということが皆さんにも見ていただけたと思いますし、そこは共有できるようにお話させていただきました。
(E-1選手権が7月に予定されていますが、そこでの招集プランは?)
E-1の招集プランは国内組で日本代表チームを作って戦いに臨みます」
堂安律との問題はまったく存在せず、単にその時のコンディションや戦い方によって選手が変わったというだけだと保証した。
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また、7月に行われるE-1選手権の招集については国内組のみで臨むということで、海外組にとってはこの6月が夏の最後のアピールチャンスになるようだ。