マーカス・ラッシュフォード
ラッシュフォードほど急激な落ち込みを見せた選手はほとんどいない。2019-20、2020-21で公式戦20ゴール以上を決めた選手だが、今季はわずか5点しか決めていない。
まだ24歳であるが、マンチェスター・ユナイテッドでの出場数は300試合を越えた。それだけの経験を持っているにもかかわらず、そのフィニッシュワークと意思決定はまだ不安定であり、精神面でも揺らぎやすいように見える。
来季もチームに残るのであれば、彼にとっては決定的なシーズンになるだろう。センターフォワードとして生きるか、あるいはウイングを選ぶのか、ポジション面でも今後の進み方を決めなければならない。